会見の中で、協会会長の杉本雅史氏は、スイッチ促進の成分を精査していく方針を示した。昨年12月に政府から公表された「規制改革推進に関する中間答申」において、「令和5年末時点で海外2か国以上でスイッチOTC化されている医薬品については、原則として3年以内(令和8年末まで)に日本でもOTC化する(スイッチ・ラグを解消する)ことを目標として設定」することなどが掲げられたことを受け、対応していく考え。
具体的にはPPIや片頭痛などの候補成分にも触れた。
協会では、海外で使用経験が長くわが国でもスイッチ候補になり得る成分は70ほどあるとし、「それを今、洗い出して規制改革推進会議に提案していきたい」(杉本氏)とした。
一方、ハードルとしてはオリジナル企業のデータが必要ということを挙げ、「そのハードルをゆるめることができるかは材料の1つ」との見方も示した。
【OTC医薬品協会】PPIや片頭痛薬のスイッチ促進を精査へ/規制改革中間答申「3年以内」ラグ解消目標受け
【2024.01.22配信】日本OTC医薬品協会は1月22日に新年会長記者会見を開いた。
最新の投稿
【チェーンドラッグストア協会】夜間休日リスト/「協会に苦情寄せられている」
【2024.05.17配信】日本チェーンドラッグストア協会は5月17日に定例会見を開いた。
【厚労省_医薬品販売制度部会】“濫用”対策でJACDS、「7m以内の情報提供設備に資格者がいることになっていない」
【2024.05.16配信】厚生労働省は5月16日、次期薬機法改正について議論する厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会を開催した。
【厚労省_医薬品制度部会】日薬、“濫用”対策でマイナンバーカードの活用求める
【2024.05.16配信】厚生労働省は5月16日、次期薬機法改正について議論する厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会を開催した。
【厚労省_医薬品制度部会】体外診断薬業界、「郵送サービス」の品質担保求める
【2024.05.16配信】厚生労働省は5月16日、次期薬機法改正について議論する厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会を開催した。
【厚労省_医薬品制度部会】体外診断薬業界、製造販売責任者等で薬剤師以外の指名も要望
【2024.05.16配信】厚生労働省は5月16日、次期薬機法改正について議論する厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会を開催した。